中に織られたテッケまたはギョルと言われる模様は種族によって家紋のように 変わるといわれますが、
一般的には模様は同じで、薔薇の花の中に鳥がい ると言われます。
ブハ ラ絨毯と 一般的に言われるのが総称で、ブハラの中には、テッケ、ホジャロ シュナイ、テッケブハラ、チェンギルハルック、ヤムットなど、種族に分かれま す。部族系のじゅうたんはいろいろな呼び方があるので、ほかの呼び方もあるか もしれません。ブハラは元はウズベキスタンのブハラという（場所があります） 場所で作られていたそうで、のちにトゥルクメニスタン、アフガニスタン、イラ ンなどでも織られるようになりました。
こちらのホジャロシュナイですが、
これは場所の名前でなく、ホジャは師匠を指 しますので、ロシュナイ師匠のことです。
アフガニスタンのある村で織られるの ですが、このロシュナイ師匠がテッケ柄を小さく小さく使ったこのデザインをつく りだしたそうで す。このホジャロシュナイはアフガニスタンのこの村だけでしか 織られていないようです。
アフガニスタンのある村でのみ織られるこの絨毯は一枚（2.5平米、又は3平米） を織るのに
1年以上かかると言われます
アフガニスタンでは国が崩壊しつつあることもあり、最近は良いホジャロナイを 織る人も減っており、今ご紹介しているホジャロシュナイは全て20年前ほどに織 られて、ストックされたものらしいです。年々貴重なものになることは間違いな いと思います。実際わたしがホジャロシュナイに夢中になって仕入れだした頃 はあまり知られていなかったのですが、２０年以上たったいまはアンカラでも、日 本人だけではなく、ヨーロッパの人、アメリカの人などがこぞってさがしており ます。新しい良いのが入っても高く買ってくれる彼らに先に見せてしまうので、 なかなか順番が回ってきませんでした。
ご説明しましたように、ホジャロシュナイと言われるもの は少ない といってもス トックルームにはあるようですがクオリティの高いものは20枚または30枚に一枚 だけです。
パッと見が綺麗でも、良く見ると、光沢がなかったり、目が粗かった りと、すべてそろっているものはそんなにないのが実情です。
大変質のよい絨毯ですので、満足していただけると思います 本当にお値段以上の自信を持ってお薦めできる素晴らしい絨毯です。光沢のあるホジャロシュナイ絨毯和室にも洋室にも会います！。是非１枚いかがでしょうか？１８０度角度を変えるとシルクのように光沢が変わります。臙脂色がかった赤が何とも言えない素晴らしいお色できっと
魅了されると思います。
